日記

日記です

20200630

 今日は午前中にちょっと作業をして2時間15分。午後15時からはシャニマスでノクチルのイベントが来て全てのリソースを持っていかれた。

シャニマス

 ノクチルのイベント『天塵』を見た。かなり好きだったな。

感想  基本路線としては「幼なじみでユニットを組むということ」について問い直した形で、そこがまず良い。日常と地続きのようなところがあるので、ある意味で「遊び」っぽさ、仕事として見るとアイドルを舐めてる感じが出るという弱点がある。しかし根本的にこのキャラクターたちは幼なじみでユニットを組めないとほぼアイドルをやる理由がないので、そこは直視しないといけない。その上で「遊び」感を上手く肯定しながらそれで良いと結論付ける感じで良かった。

 まぁそして演出が強い。「打ち上げ花火の横で誰にも観られないライブ」をやるなんてシーンは思いついた時点で勝ちでしょう。透明という言葉、花火と対比する夜光虫、そのあたりの印象付けも巧みだしなぁ。人に注目されることが仕事であるアイドルとしてこういう話をやること自体が動機に対する強い批判にもなっているわけで、いやーすごい。

 樋口円香の「透にできることで私にできないことはない」というセリフについてはちょっと解釈が難しかったが、つまり浅倉透についていくかどうかは能力の問題ではない、意思の問題だということなんだろうな。そこを強調しておいてから「行きたい理由はないけど行く」に繋がると。樋口円香の持つ屈託した感情も、最初の印象とは少し違ってきたかもしれない。まだよくわからないところも多いけど。

 いやしかしこういう話題性ほんとずるいな。小説の新刊が出たってこんなことにはならないぞ。Twitter見ていて感想が滝のように流れていくっておかしくない?そんなんズルいじゃんとか思ってしまう。何回同じこと言うんだって感じだけど、僕は何度でもこれを言うぞ。なんかね、それはきっと僕がある意味で許せないものの一つだからなんだろう。

その他

 楽しい話をしていきましょうね。まぁ自分が楽しいと思う創作にも自分の性格的傾向が多分に含まれているので完全に楽しい一辺倒のものということにはならないんだけど。

 あぁでもやっぱり、この先僕がどれだけ幸福になったとしても、あの夜苦しんでいた僕が救われるわけではないという感覚は強い。それはひどく悲しい話だ。