日記

日記です

20200524

 動画見たり本読んだり。

動画

 特に後半すごかった。僕のチエルアルコの読みはひどく浅かったなぁと反省。というか『異邦の青〜』のコミュは全選択肢を見てないと意味不明じゃん。そういうこともあるのでいろいろ見てみるべきなんだな。

小説

 わりと期待していたんだけど、やっぱりイマイチぴんとこなかった。どうしてもサリンジャーはよくわからないところがあるというのが今の所の印象。無理やり自分の持っている感情に引き寄せようとすればできないことはない部分はいくらかありそうだったけど、それが良い読み方かどうかはよくわからないし、鮮烈さがないのでどうしても煮え切らない印象になってしまう。青春小説を好きと言い難いのはこういうところなんだよな。

シャニマス

 次の文章がなかなかに良かった。

 中動態についての説明がこれだけだと本当に分けられて然るべきものなのかはまだ腑に落ち切らないところもあるけど、こうした(僕の知らなかった)概念を用いると少しキャラクター理解が進むのではないかという文章はやはり貴重なものだなぁと思う。これを一人でうんうん考えた結果として導くのは非常に難しい(現実的には不可能な)ことだと思えるので……。

 そもそもネタ本が新しい概念を切り開いていると思われ、そういう仕事は本質的に重要だと感じる。もちろん情報系の分野でもこういう見方自体を変えるような研究だってあるんだけど、そうではない研究も多くある一方で、勝手なイメージでは人文系の研究の方がこういう新しい見方、概念の提示という意味では強いところがありそう(そういう訓練を意識的に行っていそう)。

 自分がそういう仕事をこなすことができるか、もっと卑近に言えば他人と話して面白い視点を提供できるかということについてさっぱり自信が持てない。それに「どんな人でもその人なりの視点があるから面白い」とも無邪気には信じられない。つまらない、陳腐な視点しか持たない人というのもやはり存在すると思うし、僕がその範疇から逃れているだなんて根拠は全く……。

 面白い人とは話したいが面白くない人とは話したくないなどと言い始めると地獄が顕現する。


 それはそうと次のやつめちゃくちゃ好きだったな。

 市川雛菜は意識的に振る舞いを選択するところがあるので必然的にこうしたラグが生まれそう。


 やっぱ人が多いジャンルはそれだけで強い……。いやホント、腹を括らなきゃなぁって思って今日一日さっぱりなにもできてないのはひどいな。