日記

日記です

20200518

 今日も全然ダメだった。非常に苦しくなってくる。苦しい。


 本当のところは自分を救いたいのだけど、それができないから似た他人を自分と同一視して、その人を助けることで擬似的に自分を救うような気持ちになることがあると思う。それが端的に間違っているとかそういうことを言いたいわけではないんだけど、でもそれだけではダメな場合もあるだろうなとも感じていて……。

 あるいは、そういう物語の読み方がある。物語をそのように消費して救われることがある。それはすごく暴力的なことかもしれないけれど、僕には必要なことだったんだ。赦してくれとは言わないが、この立場を守るためには、やはり虚構存在を存在者として認めるわけにはいかない。


 美しい存在、理想的な存在のことを思う。それだけが救いであり、だけど苦しくなってくる。自分は醜くて、吐き気がしてくる。こういう人間がいるから美しいものが失われてしまうんだろう。悔しい。悲しい。


 やめろ! 自分の感じていることはそんなことじゃないだろう。もっと原始的で、嫌なものが嫌というだけのことで、そんな高次の話ではない。僕が何度同じ失敗を繰り返してこの先何度この嫌な気持ちを味わうことになるんだろうという絶望なだけじゃないか。ただそれだけのことをなにか高尚なことのようにすり替えて語ってみせるのは唾棄すべき行為だ。

 数年前から一歩だって前に進めていない。いや、多分その前からずっとそう。全然ダメだった。全部失敗だった。


 これはただの発作みたいなものです。また明日から切り替えてやっていきましょう。