今日は教授の誕生日会ということで飲み会があった。相変わらず僕は飲まないしほとんど口を開かずずっと人の話を聞いているだけなのだが、こういう場があると自分がやっぱりこういう性格なのだなということが意識されるので嫌いではない。好きでもないが。しかし「参加費の分を本に回せばあの気になってたちょっとお値段張るやつを買えたのだな……」とか考えるとちょっと寂しい気持ちにはなるかもしれない。その程度。
なんだかんだあれじゃね、すごく単純な原因じゃねとも思うのだが、原因が単純であっても解決が単純であるとは限らないのが難しいところで。まぁ多分しばらくはこういう生活が続いていくことになるんだと思う。
小説
- 作者: 友桐夏
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: Kindle版
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面白かった。やはりミステリの醍醐味というのは謎の解決によってキャラクターの見え方が一変してくるところだと思っていて、1つ目と2つ目の話はそれが強く出ていて好きなタイプだった。謎を匂わせておいて回収されきっていないところがいくらかあるのと、3話目にももうひとひねりあれば最高だったが、話の落とし所としては不満と言うほどでもない。友桐夏という作家はこれが初めてだったけど良かったな。今調べたら電子化されているのはこれしかなかったので他を読む機会は得られなさそうだが……。