日記

日記です

20190516

 最近、外部のイベントにはそれ自体に幸福度(スカラ)が定まっていて、受け取る側の人間がそれに適当な関数をかけて受け取ってしまうという考え方をすることが多い。その関数が恒等写像のようなものであれば良いんだろうけど、僕の場合は{}

$$ f = \begin{cases} log(x + 1) & (x \ge 0) \\ -e(-x) - 1 & (x \lt 0) \end{cases} $$

みたいな感じになっている気がする(これ場合分けせずに書ける? 知能がないので全然わからん)。

 専門用語を使って"人生哲学"を語るみたいなのは大嫌いではあるが、わかりやすい気もするので言ってみれば、単に(強化学習的な意味で)報酬関数の設計が違うだけという話でもありそうだ。なんにせよ恒等写像人間と厄介写像人間では得られる幸福度を最大化しようとしたときの挙動が全然異なるのだろうということを漫然と思ったりした。

 幸福に対して鈍感なのか、不幸に対して敏感なのか、生きにくい人間というのはどちらか(もちろん両方ということもある)の性質を持っていると思う。僕がそこまで生きにくい人間かというとそれもまた微妙ではあるものの、これで分類せよと言われたら幸福に対して鈍感なほうなんじゃないかと思う。不幸に関しては、感じる基準に多少ずれがあるだけで量としてそこまで不幸感が強いとも思っていない。だから冒頭の関数は多少嘘でせいぜい負の部分は恒等写像で良いと思う。正の部分に関してはまぁそんなもんなんじゃないかという気がするが。

 でも根本的に人間って刺激に対して\log的な反応になりがちって話ではなかったっけ。心理学かなんかの講義でそんなことを耳にした気がする。音だってデシベルはあれlogだろうとも思ったがあれは音の物理的な性質からきているのかしらん。とにかくなにもわかりませんということで……。