日記

日記です

1025

 今日は全然集中力が出なくて研究室でお茶をこぼしたりして大変だった。

 原因としてドラフト会議の日だからというのもあったのだろう。特にアマチュア選手に詳しいわけでもないし高校野球はあまり観ない方なので、誰が入団することになってもよくわからないで終わるんだけど、つい気になってしまうイベントである。このあたり僕の邪悪性、フェイク性が表れているなぁと感じるところだ。

 広島東洋カープのドラフト1位は報徳学園の小園海斗選手だそうです。4球団競合から引き当てるとはクジ運が良いことで。カープに決まったときの笑顔が良かったですね。本心であれ作ったものであれ、こういうシーンで笑顔になれる人間は世の中を上手く渡っていけそうだなぁなどとよくわからない感想が。

 昨日今日あたり多少調べていたので小園の名前は知っていたけど、2位以下の選手はもう名前からして知らないという感じ。まぁとにかくカープに入団して、なんか活躍すると良いんじゃないかな。

 こういうドラフトだったりなんだったりで、プロ野球のファンやっていると結構失われる時間が多いように思う。しかし言ってしまうとプロ野球観戦ってあまり趣味って感じはしないんだよな。幼い頃からこんなんだったから、趣味っていうかもっと根幹に関わるような……。

 たとえば、幼い頃は社会人っていうのはみんな年俸制だと思っていた。つまり実力と評価・給与が直結するということ。働きが悪ければ容易くクビになるということ。これは言い訳かもしれないけど、やっぱり働く、お金を稼ぐことに対するイメージがそういう感じになっているので、アルバイトという概念がしっくり来ていないところもあるんじゃないか。

 まぁプロ野球くらいわかりやすい結果が残る世界ならともかく、普通の職場では実力を適切に評価するということは非常に難しいのだろう。なんらかの数値化は常にハックの対象となり得るから、いたちごっこをちゃんとやり切っていく覚悟みたいなのが必要になってくるのかなとかぼんやりと思っている。

 自分がこの先どういう職に就くのかさっぱりわからないな。人生で少なくとも1回くらいは転職してみたいとも思うけど、僕にそんな活力があるとも思えない。研究に向いている気はしないので修士まで取ったら就職はするんじゃないかとは感じているけれど……。ううむ、将来に対する漫然とした不安、だ。