日記

日記です

20191102

 自分は保守的な性格なのだと思っていたけど、どちらかといえば心配性であることが根源的な気がしている。心配性だから変化を怖がり、保守的な振る舞いになる。変化のないことそれ自体を好んでいる(理念的に良いと思っている)のではなくて違うものから出てきた副産物だという方が感覚に合っている。思想ではなくて原始的な性質みたいなものなんだな。

競プロ、の話をしていると思ったらコンピュータ将棋の話になってしまった

 マラソンマッチ苦手だな。第一感を実装してそれをちょっと修正することくらいしかできなくて、以降はさっぱり思考が深まる感じがなく集中力が途切れて終了という毎回のパターン。2時間以上は保たない。飽きてコンピュータ将棋の方で探索中に使う式をちょっといじったらアホみたいに弱くなってひどかった。ここ数カ月間レートの上昇がないのでやや焦り始めている。今の研究テーマはレート上昇には貢献しないだろうからなぁ。Miacisは全然振らないので明らかに探索は足りてないと思うんだけど、AobaZeroとかは普通に振飛車するっていうのがよくわからない。やっぱりバッチサイズに対して生成量が少なすぎるんだろうか。方策が早い段階で尖りすぎている気はするが、エントロピー正則化は個人的に好かないしなんならディリクレノイズすら気分は悪いのでもっと良いやり方を探したい。今日いじってみた部分は探索傾向を強めるはずなので、学習済みパラメータでは弱くなっているとしても学習からやれば強くなるという可能性はなくはない。実験量が膨大になるときついが……。

漫画

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

 この前読んだ『人ノ町』の表紙がつくみず氏の絵だったのでそれでなんか思い出して読みたくなった。アニメを途中を部分的に観たことがあるくらいでちゃんと読むのは初めて。確か完結しているんだったよな。こういう雰囲気の作品をときどき読みたくなるので、時間をかけて集めていければという所存。

小説

余白の愛 (中公文庫)

余白の愛 (中公文庫)

 わからん。文学的な作品を読んでもなにも感想が出てこない。

終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)

終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)

 あー、うーん、どうだ? 序盤はちょっと設定とひねりにのめり込めなくて感情の動きについていけないところもあったんだけど、途中から盛り上がりだして最後は感傷強めに落とすのは嫌いじゃない。しかし納得感、納得感なんだよなぁ。そうなることがどれだけ必然、避けれられないものであったかというのはこういう特殊な設定のSFだとかなり慎重に伏線を張って描いていかないと「勝手に視野狭くそれしかないって思ってるだけじゃね?」って感じてしまうところもある。難しいなー、方向性は好きなんだけど。進歩したデバイスを持ち出して、しかしそれがあってもまだダメという失望感を描き出すのはSFの使い方として好きなのでもう少し上手くやってくれれば手放し大絶賛だった。