日記

日記です

20191026

 朝から夕方すぎまで研究室に居ることは居たが、論文よりも小説を読んでいる時間の方が長かった。明日はタブレットを研究室に持ち込まないようにしよう。

ゲーム

 やったわけじゃなくて調べただけ。少し興味を惹かれたけどまぁ買うところまではいかなそうかな。こういうの見てすぐスタッフが誰か確認するの悪いところかもしれなくて、シナリオ瀬川コウかぁみたいな気分にはややなるよね。氏の小説何作か読んだとは思うけどあんまり自分に合っていた感覚がないからな。

 キャラクターデザインが妙に見覚えがある気がしたけどLAMって名前は記憶になかった。検索してみてパッと出てきたのは九条林檎で、それなりに納得感は合ったけどこれだけの印象とは思えなくて、Tumblrとかまで探してやっと『君待秋ラは透きとおる』の表紙だということがわかった。

君待秋ラは透きとおる

君待秋ラは透きとおる

 これだけでもない気もするので、なんか他にも目にしているかもしれないし、こういう作風が流行りあるいはジャンルとしてあるのかもしれない。よく知らないけど好み目の絵柄ではあるような。

漫画

初春が咲く (1) (まんがタイムKRコミックス)

初春が咲く (1) (まんがタイムKRコミックス)

 ときどきこういうの読みたくなるし、「こういうのが読みたい」という想定に近いものでとても良かった。「強い」「パワーがある」などの感想が出てくる。登場する中で某キャラみたいなの露骨に好きですよね。それはそう。

小説

閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)

 結局"良い話"かぁみたいな気分にはなってしまうね。

夜行 (小学館文庫)

夜行 (小学館文庫)

 なんかわけわからん雰囲気小説っぽいものを読んだとき「ふーん」くらいの感想しか出てこないんですよね。文章を味わいながら読むということができなくて、それは良くないことだとは思いつつ改善することもできないまま。森見登美彦、そんなに相性が良い感じもしないな。

 んー、なんか設定が上手く活かされてるのかよくわからんぞと思ってたら「つづく」となってそれはまぁそうだろうなという感じ。特殊設定ミステリって何が可能で何は不可能なのかのラインを明示するところに気を使わなければいけないのでそこは面倒そうだとは思う。

 面白かった。仕掛けとテーマ性にきちんと関連があるので良い。しかし最後のところで危険人物がふっと湧き出たのがやや唐突ではあったか。あとテーマが「老い」と「使命感」で微妙にふらついているところもある? 話の構造上仕方ない部分もあるとは思うんだけど、解決に間を取ってしまっているので少し畳み掛ける感じには欠けているところも気になるっちゃ気になった。でも全体として面白かったのでよく知らないが賞を取ったりするのもまぁそうかなとは思った。