日記

日記です

20191025

 期して臨んだ今日だったけど全然論文は読めなかった。思ったより時間がなかったというのが言い訳の一つ目で、午前中はB4の研究相談に乗っていたら終わっていたし、午後はミーティングとか講義とか大渡さんのアドバイスを反映する実装とかで気づいたら遅くになっていた。あとは昨日上手く眠れなくて日中にいくらか眠気が来てしまったというのが言い訳の二つ目で、夕食の後とか全く機能しなかった。いやー、土日でなんとかやっていくしかない。

 未だに論文を読む深さと速度の釣り合いが上手く取れない。根本的に英語が苦手だからじっくり読まないと何もわからなくなってしまうんだな。英語、本当に無理ですね。苦手である意識はずっとあったのに改善する機会を作れないままここまで来てしまった。


 モチベーション的にどこかで自然言語処理やらなきゃダメじゃね? という気がするんだが、強化学習との結びつけ方がわからんのだよな。別に強化学習と結びつけることは必須ではないけれど、「教師データたくさん食わせたらそれっぽい返答するようになりました」では個人的に満足感はないと思う。やっぱりなんとなく"自我"的なものを持ってほしくなる。自我というのもなんなのかはよくわからないが、今思いつく段階で言えば(1)記憶的な連続性と、(2)自他の区別がつくこと、の二つは少なくとも必要な気がする。ただなぁ、これらも実は幻想かもしれないという可能性は捨てきれないわけで、結局何をどう実装すれば満足するかの見通しが全く立たないから何もできていない。

 そういうことを学ぶ上で(物理的な)身体が必要だとはまだ思ってないけど、自由に動かせるものと動かせないものの区別こそが自他の区別であるとしたらなんらかの身体は必要なのかもしれない。それでもまずゲーム系のところから考えてみたいところではあって、一応

みたいなのはあるっぽいから、そういうのでなんかするという方向になるのかね。なんか雑に眺めた感じだと、思ったより環境は整備されているのかもしれないなと感じた。しかしFacebookのCraftAssistとMicrosoftのMalmoで二つ似たようなプロジェクトが立ってるの、悪い話の匂いがする。

 Malmoは方は2016年からあるって結構古いんだな。あんまり流行っている印象がないけど、やっぱり適切にタスクを設定して性能を定量化するのが難しいんだろうか。よく見るとなんやかんや制約は大きいのかなぁ。これを使って論文書こうっていうのは流石にめちゃくちゃしんどいことに思える。個人で遊ぶくらいがちょうど良さそう。これで何が実現できたら満足できるだろうか……。