業務も詰まり気味で、暗雲立ち込めるといった感じ。
小説
- 作者: 相沢沙呼
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/09/12
- メディア: 単行本
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うー、あー、うーん。ものすごく評価に困る。途中本当にきつくて投げ出そうかくらいには思っていたがなんとか読み切って、それは良い選択ではあったと思うんだけど、一方で作品全体として高い評価をするかというと……。部分部分は好きなところもそこそこあるだけに口惜しい感じはある。しかし書き方の問題かとも思うけどこういう書き方をする根本的な理由は違う書き方よりもこれの方が面白いからだと考えたからだろうし、それはつまり理念がかなり違うということなんだろう。
その他
面白いことが言えないのはともかく、面白いことを言おうとする心意気がなくなっているのは大変悲しいことだね。
性格の歪みを感じる。生き方を間違えたのだろう。願うものを間違えたし、その手段として選ぶものも間違えた。しかし一つ一つ選択の場面を振り返っていったとき、どの瞬間もやはり同じ状況にあったら同じ選択を取るだろうし、その意味では間違いなんて一つもなかった。