日記

日記です

20190709

 多重解決ものということで読んでみた。面白かったけど、えー、あー、うーん、それはどうなんだろうという感じの落とし方な気がした。なんかあまり古典ミステリっぽくはないなという印象を受けたんだけど、僕の古典というくくり方が雑すぎるんだろう。昔から変なことを考える人はいるもんだ。

 真相を微妙に濁しているような気もするけど、多重解決にありがちな「さらに覆される可能性が残されている」エンドとして読むのが適切なのかどうかはわからない。素直にこれを真相としてしまって良いのではないかなと気楽に考えてしまうが。

 読書メーターで感想を見ていたらなんか米澤穂信が何かの本でこの作品に言及していたらしい? それを僕も見聞きしたことがあるのかどうかもはっきりはしないけど、まぁ確かにこういう雰囲気はあるかもしれないとは感じた。

 しかし本格読んで、面白いかというと、うーん、自信を持っては言えないかなぁ。ミステリ・SF・ジュブナイルあたりをふらふらしつつなんとか好きそうな作品に巡り会えないかと思って入るものの、(基準を高めに設定して見ると)なかなか率は良くない気がしている。基準を下げてしまえばなにを読んでも面白いということにはなるんだけど。

その他

 間違えて予約投稿したまま投稿していなかった。悲しい。