体調が優れないことは自覚しつつ、M2の人たちの中間発表があるので見学しに行った。ほかの研究室の人で面白そうなことをやっている人がいたのを知れたことは収穫だった。興味ないテーマの発表はサボって研究室に行ったけど、集中力が上がらなくて全然ダメだった。作業はせずに本ばかり読んでさっさと撤退。
- 作者: 北夏輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: 文庫
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えー、これは。そういうオチになるとは思っていなかった。何か起きるのかなと思ったら何も起こらないなと思ったらよくわからない方向へ突き抜けていくとは。続きものということ? それにしても……どう評価すればいいのかわからないな。別に嫌いではなかったが、空気感の良さを主張するならもう一歩描写の上手さが欲しかったかもしれない。ちょっと眠い中で読んだので読解が雑になってしまっていた可能性もあるけれど。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: 文庫
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ミステリとしてはよくわからない法則が突然出てきたり、トリックが結局あれ一点なので少し弱いかなと思ったけど、ナンセンス的な文体・会話がなかなか面白くてそれはそれで良かった。なんだかんだ「○○殺し」とか「○○殺人事件」とかそういうタイトルは時々手に取ってしまうわけで、やはり優秀なタイトルなんだろうなぁ。
その他
研究室滞在時間が長いのは僕の趣味(読書とかインターネット)が研究室でもできるものだからに過ぎないんだけど、周りから雑に見ている分には遊んでいるんだかちゃんと研究しているんだか区別はつかないだろうからめちゃくちゃモチベーションが高い人みたいに思われている。ファインマンは「過剰に期待する人の方が悪いんだからそんなことは気にしなくていい」というけど、失望されることはやっぱりつらいことなのではないかな。