日記

日記です

0512

大学

 10時過ぎに研究室着。遅くなってしまった。さらに午前中はモチベーションが上がらずボーっとしていることが多かった。研究室のパソコンで学習を回してしまうと作業ができなくて困る。ノートパソコンだとどうもねぇ。これ結構深刻なのでどうしよう。もう一つパソコンが欲しいとか言って買ってもらえるのかなぁ。

 仕方がないからいくらか論文を漁るくらいしかしていなかった。しかし読んだ論文の良いまとめ方がわからないなぁ。いろいろなパソコンを使いうるので上手くクラウド的に管理したいところだけど、どうすればいいのかわからない。PDF保存までいくと大変だから出典とか置くくらいか。しかしダウンロードするたび大学がお金払っているんだっけ。うーん。

 テキスト形式でまとめているとやはり見栄えが悪そうだから、まとめスライド1枚作るとか実践的なのかなぁ。パラパラ見返してくのは便利そうか。あとは検索性の問題があるわけだけど。

 一覧性は欲しいがそこから詳細へも飛びたいとなるとハイパーリンクが欲しくて、結局ブログにまとめてしまうのが良いのではとかちょっと思ったり。さすがに公開はしたくないので非公開ブログを作るとかはありかなぁ。

将棋

 叡王戦第3局は千日手になった。これが本当にもうすごくて、金井六段が最後頭抱えながら千日手を選んだところで僕はもう感極まってしまったんですね。これは普通に負けるより辛いのでは。この局面で、自分は勝てないと自分で判決を下すわけなのだから。僕は何かと自分の意志で何か重大な選択をするというシーンに弱い。

 ふと思い出したのは虐殺器官だった。人を殺すことに抵抗はないのに、母の死を決定したことは引きずり続ける主人公の内省が続く小説である。自分の行動の中でも自由意志を感じる重みは平等でない。重さが、この千日手の決定にはあったのではないか。

 負けは相手という抗えない力によって引き起こされる事態と見ることもできる。しかしこの千日手は……。

 最後の千日手を決めた1分間。金井六段の頭の中には何が駆け巡っていたのだろう。

 僕の中でエモさが爆発してきてしまった。

 指し直し局で金井六段は破れました。辛いとか、そんなレベルではないのだろうな。