日記

日記です

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将棋観戦

 竜王戦第2局は羽生さんが強さを発揮したように見えた、ってこれ第1局でも同じこと書いた気がする。つまり今羽生さんかなり調子いいのではとか思うけど、根本的に僕は羽生さんの全盛期を知らないわけだからこれが普通なのかもしれないとかそういうことがまったくわからない。

 玉側の桂馬をぶつけて強引に桂馬もって7七桂ぶち込む流れはかなりすごみを感じた。真っ当な矢倉を組みにいった先手がちょっと困る展開になったのを見ても雁木を指しこなしているといって過言ではないと思うし、本当になんでもできる棋士というか、まさに「将棋が強い」ということなんだろう。年齢を引き合いに出して褒めるというのが適切なことなのかわからないけど、そうはいってもあの年齢で、と言いたくなる。

大学

 竜王戦観戦にかまけてほとんど課題に手を付けられてない。結構やばいかもしれない。CSAの原稿も妥協してしまいそう。どうしようもなく僕は甘い、ぬるい人間なのだなぁ。

将棋ソフト開発

 全然ダメ。何をやっても一致率は上がらないし損失も下がらない探索もひどくて詰みが読めてない。もう10月も終わるんですけど、どうすんの。苦しい。

その他

 無能感に押しつぶされてはいけない、と思う。しかし無能感に悩むのはとても楽しいことなんだ。それを手放してやっていかなければならないというところにちょっと寂しさを感じることもある。

 いつまでも独りよがりな楽しさに浸ってはいられない。それは本当なんだろうか。自分がどういう楽しさを求めていきたいのかというのが見えてこない。それがわからない限り、ずっと自己決定感みたいなものは生まれない気がするんだけど、一生わかる気がしない。うーむ。