日記

日記です

0909

将棋

観戦

 叡王戦七段予選、菅井王位がまず1戦目を勝っていた。相居飛車でも強いなぁ。

 王位の2局目は対トマホーク風の三間飛車に対して、▲8八玉から▲9八香まで見せてから△9三桂に始める後手の仕掛けに対してすたこらと玉を逃げていく面白い指し方だった。

ウォーズ

 1局目は後手番。最序盤はちょっと駆け引きがあった? けど、結局相手は中飛車でこっちは右玉。意外と飛車を転換するタイミングがなくて攻め方が難しくなってしまった。左金を押し上げていく構想はどうだったか。歩を入手しても継ぎ歩の手筋が見えていないようではなぁ。角の活用もいまいちだったし、中盤では多少不利だったと思う。2,3筋の攻めが刺さり出してからはこっちにもチャンスが来たように感じていたが、具体的な順はわからなかった。攻めあぐねているうちに4八飛車と回る手が厳しくて、最後は時間切れ負け。終盤力のなさが如実に表れた一局だったけど、中盤で時間を使いすぎたということでもあるので、慣れていけば多少マシになるか。 16.8%

 2局目は後手番。相手は先手一手損角換わりをやってきたが、そのあとすぐに角を打ちあう展開になったので実質居飛車力戦、からの角交換でこっちが二手くらい得したか。銀冠作れたから悪くないかと思ったけど、相居飛車で銀冠ってあまり優秀ではないイメージがある。本譜も上から攻められてちょっと嫌な展開になってしまった。早繰銀から攻めていけたんだけど、飛車狙われたあたりから攻めが見えなくなっていって、相手の3一銀という手が鋭くて逆転してしまった。馬を弄り回しておいて戦果は上がってないっていうのがひどかったなぁ。 15.5%

 ちょっと3連敗で心が弱ってきた。寄せがまったくわからない。手が見えないって感じだ。終盤力を鍛えることに面白みをあまり感じられないので、ちゃんと将棋に取り組もうと思わない限りここらへんで棋力は停滞しそうだなぁ。

将棋ソフト

 将棋ソフト作りはかなり明確にインプットする時期とアウトプットする時期を分けていくべきなんだと思う。ちょっと前に少しアウトプットを出したので、今はまたインプットしなきゃいけないタイミングということで、技巧のコードを一生懸命読んでいこう。

 まだ現実的に可能そうなやるべきことを列挙すると

  • Bitboard作成
  • 探索部のクオリティアップ
  • ルートノードもsearch関数の中で処理する
  • killer moveを利用する
  • というかSearch Stackを利用する
  • 2駒関係での学習(ボナンザメソッド、elmo絞り)
  • 利きをByteboardで持つ
  • 1手詰め判定を作る

かなぁ。その後は自然言語処理の方面に手を出してみたいけど、どうなるんだろう。GUI作成とかもやってみたいことはやってみたいし、内容には困らないかな。とにかく指し手生成とかを高速化しないと遅すぎて学習を回すのが不可能だから、もっと将棋ソフトとしての体裁を整えていくようなところからやっていくべきなんだろう。

 しかし今のところ独自性といえるものが全くないなぁ。フルスクラッチで書いてるから許してって感じもあるけど、肝心のアルゴリズム部がパクりだからなぁ。いやそうはいってもやねうら王、技巧、Aperyで共通しているんだからそれはもうしょうがなくない? みたいな言い訳も頭をよぎったりする。なんとか新しいことをやりたいけど、守破離のまだ守段階で変なことやっても意味がないからしばらくはしょうがない気もしていて、まぁ電王トーナメントとか各大会に関してはモチベーションのこともあるし主催者に独自性なしで参加拒否されない限りは参加していきたい。

競技プログラミング

その他

プロ野球

 カープは勝ちました。なんだこの強いチーム……。ベストからは遠いメンバーがスタメンに並んでも、出た選手が活躍するいい流れになっていますね。すごい。

デレステ

 協力ライブで何回かセンターに池袋晶葉を置いてアピールしてきた。しかし得られるエンブレムが2/3くらいになってしまうのは結構つらい……。

 ところでデレマスキャラクターと変化(成長)の話がちょろっと話題になっているのが見えた。思ったより人々は成長に肯定的なんだろうか。僕は歳を取らないキャラクターが成長することの違和感がどうしても自分の中でぬぐい切れないし、そもそも成長と言われている部分が成長というより性格が丸くなっただけではって感じに見えて、それは必ずしも良いことだけではないなぁと思ってしまうのだった。

 しかし二次創作を逆輸入するみたいな文化もある作品だから、多くの人の考えに小突き回されるとたいてい丸い方向か、典型的な方向に行ってしまうのも仕方ないことなのかもしれないという気はする。やはり虚構キャラクターにも現実世界にリンクする寿命があるんじゃないか。だとしたらまぁ、作品世界においても歳を取らせてやった方がいいんじゃないかなと僕は思うのだけど、それは人によるかな。

他人の記事

 一応これもデレマス関連か。とある事務所の記事を読んだ。教養で殴ってくるタイプの文章にはどこか心地よさを感じるところがある。それは未知なるものが僕の見識や、あるいは人生そのものを良い方向へと開いてくれる可能性を感じる取るからかもしれない。このブログの記事は今のところ映画や本の批評、数学の記事しか読んでないけど、どれもクオリティの高いものだったのでちゃんとチェス記事も読みたいな。そしてこの記事で紹介されている本も、ちょっと調べてみたら電子書籍化されていたので読んでみよう。

 それはそうと、海底というソフトを開発している関係で、「海底」という文字列を発見すると一瞬気を引かれるようになってしまった。やはり一般名詞を使うのは良くなかったかな。まぁ逆に、いろんなところで注意を惹いてくれるものができたという言い方をしましょうか。ソフトの名前自体はともかく命名した動機はあまり純粋なものではないのだけど、それもまた僕らしいっちゃらしいかなっていうことで、わりと気に入っていることは確かですね。