日記

日記です

0705

 18時から競技プログラミング練習会。本番前に難しい構文解析が飛んできて誰も解けてなくて笑った。僕はその次の問題を解けなくてひどかった……。悲しい。

ICPC

 とうとうICPC国内予選が明日になってしまった。少し緊張している。

 勝ちたい。努力も能力も足りてないから、言葉だけが上滑りしていく。

 年齢制限があるのでICPCはこれが最初で最後です。次に進みたい。アジア予選に出てみたい。

 メンバーの中では僕が一番レート高いし、明日の僕のパフォーマンスにかかるところは大きい。本当に予選抜けられるかどうか、当落線上という感じの力だと思う。

 無駄にしてきた時間が脳裏を掠める。都合のいいことを言っているのはわかっている。勝ちたい。

0704

 10:12に研究室着。遅すぎてダメ。全然ダメ。死ぬしかない。

 できるだけ思い出さないようにしているんだけど、自分が2X歳だという現実が厳しすぎる。ここ数年の記憶がない。おかしいでしょう。もうすぐ死ぬ。

 競技プログラミングをやる。Visual Studioとg++で結果が異なるとかいうひどい状況に遭遇した。これで午前中が吹き飛んだ。こういうことがあるからひどいんですよね。苦しい。CLionというIDEがそこそこ良さそうなのでVisual Studioにこだわる理由もあんまりないかなぁという気分になってきた。

 午後に方針が違うコードを書き直しても同じ現象が発生する。は? なんだこれ。意味わからん。夢の中の意味不明感に似ている。理屈に合わないという感じ。

 そうこうしているうちに5限が来てサーベイミーティング。僕の発表が完全に忘れられていたようで悲しかった。もっと面白い発表をしなければ。悲しみに暮れながら書いた

 一日かけて一問も解けていないことに気づいて笑う。何事だよ。精進という意味では完全に無駄な時間な気がする。さっさと違う問題に行くべきだった。こういうところで要領が悪いというか、知能がないというか。今日は本当にダメですね。ゴミの塊です。

 やっとわかった。負の数のmodを取るときによくわからない動作が発生していたんだ。はー、つらかった。c++03だと未定義でコンパイラ依存、c++11では明確に定義されてるっぽいけどVisualStudioだとアレだったりするんかな。なるほどですね。こういうところでハマるんだなぁ。本番じゃなくて良かった。これを学びにしていかないと。

 さらに一問解く。双対グラフを考えて全域木構築の問題に帰着させるの天才の解法かよ。すごすぎる。こんなの思いつかない。

 どうでもいいところとしては今までvectorの初期化にresizeを使っていたんだけどassignの方が良さそう。特にICPCグローバル変数が汚れまくるタイプのやつだとこの書き方の方が便利っぽいなぁ。

 あと

 強い人のコードを読むとこういう細かい点も参考になる。

ゼロ年代

 僕自身はゼロ年代の亡霊ではないんですが、ゼロ年代の亡霊に対していくらか憧れがあることも事実なんですね。ゼロ年代の感性(というものがあるのか知らないが)と僕の感性が近いかというと微妙だとは思うけど、ちらちらと見聞きするその雰囲気はなかなか良さそうに思える。たいていそういうのはゼロ年代の亡霊が懐古する文脈に乗ったものであり、僕は見たことのない故郷を懐かしむような不思議な感覚になったりするのだ。

 アニメとアドベンチャーゲームがダメな時点で、文脈に乗ることなんてできやしないんですよ。

 僕が最も好きなライトノベルWikipediaによると2010年7月の作品らしい。そうですか。

 書いたり消したりしていたらほとんど文章が残らなかった。世代の話は好きだけど、上手くできるわけではない。

ユリイカVTuber特集号

輝夜月と仮想世界に!(AO)

 AOというのがどういう立場の人(組織?)なのか最初わからなかったけど思想集団という言葉かっこいいな。仮想世界、流行るといいなと僕も思う。

VTuberは、世界に向かってAIを叫ぶ(小林信行)

 Unity僕も少しくらいは触ってみるべきかなー。なにかモチベーションがあればいいけど、将棋盤とかだと、ちょっとうーむって感じなので、なんかいい題材があればな。

バーチャル化する人の存在(広田稔)

 トラッカーとかが庶民の手が届く値段になったのって本質的ですよね。結局そういうところで変革っていうのは起きるんだろうなぁみたいなことはちょっと思う。

タイトルが長いから略(海猫沢めろん)

 Youtuberやってみた体験が良いですね。私小説に似ているというのはわからない。「技術による身体性の切断」というのはある意味そうかなと思うし、それが一種の自傷行為的であるというの僕は良い話だと思う。思いますか?

個人バーチャルYouTuberという「自身のイデア」(届木ウカ)

 この人の動画一切観たことはないんだけど、精神の持ちようが面白そうで興味惹かれた。技術者、いいですね。そして作家でもあり、人格でもある。なるほどね。

「声」という商品のパッケージとしてのVTuber(皇牙サキ)

 一個前との対比で結構ドライな見方に思える。それはそれで良くて、こういうスタンスの人なんだなと思う(実は最近ちょっと動画を観ているがそれはまた別の機会に……)

月ノ美兎の4コマ

 やっぱりこの人変人だよなぁ。

委員長は美少年の夢を見るか?

 届木ウカと月ノ美兎のスタンスの違いがかなり明確に表れていて面白かった。エモの人である届木ウカと芸人である月ノ美兎の根本的な断絶は大きそう。

にじさんじ公式ライバーたちの実質的現実(泉信行)

 上の対談とかでも指摘されていたけど、にじさんじって結構特殊な部分を切り開いていっている集団で、虚構世界からはみ出ている部分が大きいとは思うんですよね。虚構存在の「尊厳」ってなんなのか。僕たちは内なる冷笑を超えてどこまでいけるんだろうか。

月ノ美兎は水を飲む(新八角)

 キャラクターは物語に属しているのか? わからない。そんな気もする。月ノ美兎は元キャラクター不在のままキャラ崩壊を起こしている。本当か? 存在の定立を視聴者との共同作業の中で行う。そこで発生する「場」の感覚。ううーむ。

 ちょっとちゃんと考えなきゃいけない気がするのでここで中断。虚構存在と僕らの交わりについてもっと知りたいな。

その他

 精神が虚無になってきた。これは無能感と連動しているという説があります。

 夕方ようやく問題が解けてからは精神が回復してきた。そういうことです。

0703

 11:08に研究室着。ワールドカップを観た後寝て起きたらとんでもない時間になっていた。

 ずっと競技プログラミングをやる。競技プログラミング以外のことをやらない。と言っても3問解いただけだけど。天才解法が多く、はぁ~天才~って思うことばかり。

 そしてICPCに向けてちゃんと準備している人を見ると僕は解いた量が全然足りないなぁと思う。本番直前になってこの数日は集中してやるぞみたいな振る舞いができないんですね。

 世の中にはめっちゃ強い人もいるし、僕より少し強いくらいの人はさらにたくさんいるし、そういう中でやっていかないといけないというのはありますね。ただまぁそこから目を背けたいとかはあまり思わないわけで、むしろ自分がどれくらいの順位なのかっていうのはできるだけ正確に把握しておきたいとは思う。もちろん競技プログラミングがプログラミング能力の全てを上手く測定できているなんてことはないわけだけど。

 余計にTwitterを見すぎだなぁと反省。反省してますか? していませんね。16時ごろからちょっとストップウォッチで測ってどれだけTwitter開かずに生活できるか実験してみます。予想は4時間くらいかな? 帰宅するまで持ちました。毎日これくらいやれ。

 5限は離散数学。今日はわりと楽しくて起きていられた。しかしレポートの量が結構ヤバくて7月は意外と大変かもしれない。

 その後も研究室に戻って競技プログラミング。僕は再帰の書き方がなっていなかったようだ。これは結構大事な経験っぽい。

 21時くらいに離脱。かなり遅くなった。疲れた感じもするけど、この程度で疲れたとか言っていてはダメなんですよね。体力がない。

 結構競技プログラミングやってたと思ったわりに解いた問題は4問だけなんですよね。うーん、解くのが遅いと訓練にも時間がかかる。苦しいなぁ。

ワールドカップ

 面白い試合でしたね。ポコポコっと2点取れたところでは「お、ひょっとして勝ってしまうのでは」とか思ったけど、まぁそこから3点ぶち込まれるのは実力差なんでしょうね。ポストに当たったりフリーでヘディングシュートできてたり、得点に近いシーンはベルギーの方がずっと多かったようにも思えますし。まぁ面白かったので早起きした甲斐がありました。

その他

 人がやっていったりしている。なんだかんだで他人と協力する能力を持っている人間はそれだけで強い。面白さ至上主義を謳うならそういうアレをもっとやっていかないといけない気がする。

 手元の有限なリソースを適当に割り振って無駄にして強い感情を得るということを考えている。競技プログラミングです。

 日々気の向くままに過ごしていきたいな。締め切りというものが本当に邪悪で、例えば卒業論文を書かなければならないというのダメだと思う(なら退学すれば?)。まぁ実際は締め切りのない生活というのがどの程度良いものなのかはよくわからないけど。

 面白くない人間になってしまったなぁという気がする。人生はつらく厳しい。こんなはずでは……。

0702

 09:53に研究室着。ウェー、部屋が暑すぎる。10分くらい冷えるのを待たないとまともに作業できない。

 ちょっとユリイカを読んですごす。最近は電子書籍Kindleで買うことが多くなっているんだけど、読んでいるページの同期が取れるのは便利だなぁ。というか根本的に複数デバイスで読みやすいのも良い。紀伊國屋のアレもリーダーアプリは悪くないんだけど、互換性が微妙だしストアの使い勝手が非常に悪いので移行しつつある。

 その後は離散凸解析の課題。今回は簡単だったので一瞬で終わった。

 そこからは競技プログラミングをやっていく。金曜日が本番だけんね。ちょっと予選抜けは厳しそうだけど、まぁやるだけやっていきましょう。

 午後はミーティング。わりと「進捗ないです」気味の発表をした。まぁないし。

 5限はコンピュータビジョン。完全に虚無だった。単位失っても仕方ないなぁという気分になっており、やる気がない。

 その後はちょっと競技プログラミング。最短経路系の問題を通した。そこそこ難しめのだったけど、これが通せればまずD問題とかで出そうなのは大丈夫かなぁ。

 ワールドカップを観たい気がするので早く寝る必要があり、そのために早く離脱(19:30)。早いか?

 ユリイカVTuber特集号をちょっとだけ読んだ。

 冒頭の文章、詩人の中村稔は出英利について語る文章。知らない人が知らない人の思い出について語る文章というのにもどこか趣がある。僕は時代感覚とかがさっぱり無いので旧制中学とか言われてもほとんどファンタジーに思えてしまう。しかしそんな中でも人は生活していたというのが、信じられない気持ちになってしまうんですね。

 詩はよくわからない。僕にもいつか詩を読んで深く感じ入る体験が訪れるのだろうか。

 キズナアイのインタビュー。AIだから中の人はいないと強調してくるの、そういえばそうだったという感じ。見た目年齢が16歳というの初耳でエーッ! っとなった。ホリエモンとのコラボの話は面白い。そんなことやってたのか。

キズナアイが本当にAIだったとわかったとき君らはどうするんだ?  そういうことなんですよね。

 まぁ第一人者だけあって結構しっかりしてそうだなぁという感じ。あまり動画観たことないんですけどね。

その他

 人生の指針、やはり「強い感情を得る」な気がする。幸福感を指針にするのはよくわからなくなってしまう。"面白さ"も好きだけど、より適切なのは"強い感情"なのかなぁと。なんとなく、種類はあまり大事ではない気がしていて。

 

0701

 10:13に研究室着。着いたら部屋内の温度が33度とかになっていて笑った。こんな中で学習回していたらパソコン壊れかねないのでは。10分くらいは部屋が冷えるのを待つ時間。いきなり作業に取り掛かれなくてあれだなぁ。

 ブロック数を多くする実験はダメだった。うーん、なんでだろう。AlphaGoとかに比べればまだ小さいと思うんだけど。教師データが少なすぎるとかそういうことがあるんだろうか。よくわからない。

 明日の進捗報告会のスライドを作る。前日に作っているのが非常に良くない。それにやる気が全然でない。眠い。

 本当に午前中はダラダラと過ごしていた。ひどいなぁ。

 午後はICPC模擬うーん、3完で微妙な感じでしたね。これでは予選抜けられませんわ……。

 ちょっと明日のスライドを作ってから帰宅。

 ARCは2完。変にCでハマらなければパフォーマンスもっと行ったのになぁ。前回といい今回といい、変なミスをなくしていこうな。

インターネット

 インターネットについていろいろ語っていたけど陳腐な意見だったので全部消した。頑張って引きこもろうな。

 読むのにすごい時間がかかってしまった。引きこもりには本が必要です。もっと読んでいきたいですね。お金を気にするな!

その他

 DDLCもっと掘れる題材っぽいなぁ。もう一度やり直してみないと。いやー、OneShotもやり直したいし、時間がもっと欲しい。研究の時間を減らすという選択肢があります。

0630

 今日は大学に行かず家で過ごす。5時間バーチャルコンテストをやるとからしいからね。

 午前は棋聖戦観ながらミリシタ・デレステを久しぶりにちょっとやる。ミリシタはかなりアプリとして洗練されてきた感じがあるなぁ。しかし音ゲー部分がやっぱりいまいち肌に合わないんだ……。しかしデレステもnew消すのが無理になって完全にモチベーション無くなってしまったな。

 午後は5時間バーチャルコンテスト。あんまり解けなかったけど簡単なDPなら書けるようになっていることに気づいてちょっと嬉しかった。

 ちょっと振り返って後はお終い。虚無っぽい一日だった。

 物を買う元気がない。夏服とか水筒とかゲームパッドとかを買っとくべきだろうに。しかしゲームパッド結構高くて、セール分で浮いたお金が吹っ飛ぶのでは?(いや、ダークソウルとかの値下げっぷりすごいのでそんなことはないんだけど)

 そしてやっぱりダークソウルはPS4でやりたいみたいな気持ちも強いんだよなぁ。どうするか。なんか結局何も買わずに終わってしまいそうな気もする。ICPCが目前に迫っていてアレということもあるし。

 今日は虚無です。終わり。

0629

 10:24に研究室着。ワールドカップを観ていた分遅くなった。そしてこの時間に登校すると激暑で厳しいですね。

 午前中はワールドカップの感想記事をずっと書いていた。ずっとっていっても1時間半くらいだし、勢いだけで書いているなぁという感じはする。しかし書いていると自分でも考えていなかったようなことが出てきて面白い。また後で触れるけど。

 午後はサーベイミーティング。ちょっとだけ遅くなってしまった

 いい加減NNUEをちゃんと調べなきゃいけないなということで3回目くらいのチャレンジ。うーん、まだしっくり来ないような……。コードの方読んでもクラステンプレートが凄すぎて全く読めない。一生やってもこんなの書ける気も読める気もしない。えー、やばいなぁ。圧倒的な技術力の差を感じる。どういう論理でこのコードが生えてくるのか全く想像がつかない。なんかこれはプログラミングについての勉強をしないと歯が立たないタイプのコードに見えるんだけど、どうすればいいんだろうか。

// メモリ領域の解放を自動化するためのデリータ
template <typename T>
struct AlignedDeleter {
  void operator()(T* ptr) const {
    ptr->~T();
    aligned_free(ptr);
  }
};

 たとえば上みたいなコードが何で必要なのか、目的に対してなんでこの書き方が良いのかとかさっぱりわからないんですよね。これはマジで厳しいですよ。

 プログラミング言語は用途によって選んでいくべきなんだろうけど、一方でなんでもやろうと思えばやれてしまうというところはあるのだと思う。C++をどこまで信仰していくかという問題なんですね。Pythonが結局いままで全然好きになれていないという問題もある。

 Python、モジュールとかimportとかそのあたりがさっぱりわからない。ちゃんと学ばなきゃダメかなぁ。

 なんとか格闘の末に将棋所で動かせるようになった。flush問題とかもあったけどまぁそれは調べればすぐだった。

 そして僕は本当にαβ法をまともに書けないんだなぁ。ひどいなぁ。

 論文を読んでいくの、一日一本でも少ないと思っていたのに一日一本すら読めていない。終わり。

 20時前に帰宅。カープは負けました。

ワールドカップ

 さっきも書いたけど、別のブログの方でワールドカップの感想記事を書いた。

 やはり僕はめちゃくちゃ博打好きな人間だと思っていて、本当に下手したら身を滅ぼしかねないのでそれは気を付けなきゃいけないなぁと思っている。プロスポーツ観戦もある種の博打であるとずっと感じていて、これくらいなら生活とかお財布とかに影響が少ないのでまぁセーフかなという感じ。

 あとは祈りの中に、しかしその有効性を「錯覚」したいという感じの文章をひねり出せたのは面白かった。僕の好きな言葉に「相反する二つの感情」というのがあるんだけど、それと近い形になっていくのだなぁ。

 人々、善悪ではなくてもっと感情について話をしてほしい。感情ベース人間です。